組曲「会話」
先日は、ウェルカム演奏の出演者のご紹介をしました。
ウェルカム演奏出演者① - asukaoikawa’s diary
ウェルカム演奏出演者② - asukaoikawa’s diary
今回のモーニングコンサートのプログラムは、冬の朝に似合う選曲をピアニストの坂本さんと一緒に考えました🎄
その中で、マリンバソロで演奏する、組曲「会話」は私自身のチャレンジとして選曲しました。
初めて出会ったのは小学6年だったと思います。レッスンの課題として、先生から渡されました。
私にとって、初めての現代曲でもありました。
それまではメロディーが分かる、こう弾きたい、と音楽の流れを考えられる曲が多かったので、「会話」の「やさしいお話」を読み解くのは大変なものでした。
タイトルからは遠い「お堅いお話」のような雰囲気で、音をなぞるくらいの演奏で終わりました。
なんとなく苦手意識だけが残り、そのあと受験前にもう一度練習しても、やはり「お堅いお話」の雰囲気は抜けず、大学時代は封印したまま終わりました。
そこからまた時間が経ち、昨年のソロコンサートが終わった後に、
(来年は会話に再挑戦しよう。。)
と、ふと頭に浮かんだのです。
10代の頃よりも、タイトルから音楽へと、色々思いを巡らせられるようになりました。
昔は技術のことや手順のことばかりにつまずき、そして難解なメロディーからは何もイメージを膨らますことができませんでしたが、今は練習がとても面白いです。
親子間の会話と思っていましたが、「生返事ばっかり」は、奥さんと旦那さんの会話を思い浮かべて弾いています。それがイメージぴったりです!
そして、最近こんな記事も見つけました。
インターネットって、なんて便利なんでしょうねぇ😢
子供の頃にこの記事を読んでいたら、曲に対する印象が違っていただろうな、と思いました。
そして、三善晃先生がお亡くなりになって今年で5年だそうです。
色々重なり、今年チャレンジしてよかったなと思っています。
コンサートでは各曲のタイトルにもご注目いただき、お聴きいただけたら嬉しいです。
以上、組曲「会話」について書きました!
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